西庵亭寺

西庵亭寺

西庵亭寺の紹介

  • 住所
    • 慶尚南道咸陽郡馬川面筐店キル27-79

基本情報

韓国仏教禅宗の法僧を継承した碧松智厳大師が再建し今日に至る古寺である碧松寺から西に600m余りの地点に位置し、天然の岩石と調和した寺院である。
朝鮮戦争により荒廃した碧松寺を再建した元応僧侶がこの道場を訪れて壮大な発願を立て、智異山の荘厳な山勢を背景に秀麗な自然資源と調和させつつ自然の岩盤に無数の仏像を彫刻した。10年余りにわたって完成させた仏教の理想世界を象徴する極楽世界を描いた彫刻法堂は、その華やかさと雄大さが非常に壮観である。

寺院の入口には仏教真理の世界に入るという大方広門があり、岩に彫刻された四天王像を経て道場の中に入ると、阿弥陀如来が主仏となって極楽世界を形象化した石窟法堂がある。道場の上には無数の仏菩薩が常住する光明雲台、そして僧侶らの修行場所である獅子窟などがある。
これらはすべて自然の岩盤に洞窟を掘って彫刻することで仏教芸術の極致を成すだけでなく建築学的にも特異な技法を見せており、学界でも大きな関心を集めている。
韓国の渓谷の中でもその美しさと雄大さで広く知られ、3大渓谷の1つとされる七仙渓谷の入口に位置しており、1年を通して多くの信徒や文化探訪客が訪れる。

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