4山養参の効能と服用法

山養参の主な薬理作用はサポニンで、坑癌、坑酸化、コレステロール低下効果があります。特に他の植物とは異なる特異な化学構造と効能により、'ジンセノサイド(Ginsenoside)'と呼ばれます。

ジンセノサイド含有量および成分分析結果(人参、山養参)

区分 人参(5年根) 山養参(10年根)
抗炎症、抗ストレスRe 239.12 6,249.75
免疫機能増強、学習機能改善Rg1 720.57 3,839.02
疼痛抑制、坑酸化、記憶力増進Rf 169.05 1,222.12
記憶力減退改善Rg2(S) 14.13 449.03
抗癌効果Rh1(S) 19.02 353.08
記憶力増進Rg2(R) ND 8.48
抗炎症、血小板凝集抑制Ro 803.54 2,756.73
肝障害抑制Rh1(R) ND 8.38
抗老化、坑酸化、角質細胞保護F1 ND 1.60
高血圧予防Rg4 ND 9.58
高血圧予防Rg6 ND 15.36

大田大学校漢方医科大学ノ・ソクソン教授/LG生活健康技術研究院イ・チョング院長/皮膚東医漢方研究会

山養参の服用法

生参で

  • 脳頭を分離した後、就寝前または早朝に空腹状態でゆっくり長時間噛んで摂取。
  • 葉と幹は煮出して飲むが、早春に採集したものは噛んでいただいても良い。

煮出して

山参1両(37.5g)当たり1L程度の水を入れ、弱火で水が半量になるまで煮出す。