Sanglim, Hamyang

咸陽上林

所在地

咸陽郡咸陽邑雲林里、大徳里

指定番号

天然記念物第154号

時代区分

新羅末期

咸陽上林の紹介

上林は、咸陽邑の西を流れる渭川沿いに位置する防風林で、新羅王朝の真聖女王の時代に、孤雲∙崔致遠(チェ・チウォン)先生が咸陽太守として赴任中に造成した森である。当時は今の渭川が咸陽邑の中央を流れており、洪水の被害が大きかったという。
崔致遠先生が堤防を築いて今の位置に川の流れを変え、川辺の堤防に沿って木を植えて森を造成し、それが現在に至っている。当時はこの森を大館林と名付けて保護したため、洪水の被害を十分に防止することができた。その後、中間部分が破壊され、上林と下林に分けられて現在に至っている。下林区間は集落形成により毀損され、何本かの木がその痕跡だけを残している。総面積は約21haであり、森の長さが1.6kmに達する歴史的に韓国最古の壮観な人工林と言える。
生い茂った森には120余種の20,000本の落葉樹、広葉樹が調和をなし、春の新緑、夏の緑陰、秋の紅葉と冬の雪景色など四季を通じてその美しさが鑑賞できる所である。森の中に水路があり、日照りの時にも十分な水分が供給できるため常に緑陰が濃く、吏隠里石仏(有形文化財第32号)、咸化楼(有形文化財第258号)、文昌候崔先生神道碑(文化財資料第75号)、斥和碑(文化財資料第264号)、そして思雲亭、樵仙亭などの亭子(東屋)や万歳記念碑、独立闘士記念碑や銅像があり、この森をいっそう引き立てている。
また、森の中には約3,000坪の芝生が造成されており、野外公演場である多別堂(タビョルダン)も備えられ、地元の人々の文化体験と休息空間になっている。また、咸陽の代表的な観光資原としても大きく脚光を浴びている森である。