金台庵

金台庵

金台庵の紹介

  • 伝統寺刹第84号(登録1973.11.3.)
  • 位置 : 慶尚南道咸陽郡馬川面天王峰路 1035-528

紹介

この寺刹は新羅の太宗武烈王3年(656)に行乎祖師が創建したと伝えられており、大韓仏教曹渓宗第12教区の海印寺の末寺で、金台寺とも呼ばれます。 1950年の韓国戦争の時に焼失しましたが、その後、金台庵復旧期成会が組織されて再建されました。

金台庵は新羅の道詵国師が参拝地として認め、高麗の普照国師の西山大師が修道を成就したと伝えられています。 境内には慶尚南道有形文化財第34号に指定された『金台寺3層石塔』と文化財資料の金台庵銅鐘(第268号)、金台庵神衆幀画(仏画)(第269号)、そして慶尚南道記念物第212号の金台庵のモミの木があります。

朝鮮の濯纓・金馹孫が書いた紀行文(1489年4月16日)の記録に、一蠹・鄭汝昌先生と一緒に山寺を訪ねると20名余りの和尚が道場で精進していたと記してあり、㵢渓・兪好仁先生の「元気か金台寺。松下門に行ったのが昔のようだ。松風が吹いて清い夢が覚め、つい寝言を言う」という詩が残っています。



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