徳裕山は、全北茂朱郡と長水郡、慶南居昌郡と咸陽郡にわたっている。 主峰である香積峰(1,614m)を中心に海抜1,300m内外の荘重な尾根が南西に伸び、ほぼ30㎞に達する。
北徳裕から舞竜山(1,491)と笠峰を経て南徳裕(1,507m)に至る主陵線の長さだけでも20㎞を越える巨大な山である。
じっくり静かに紅葉を楽しむには、徳裕山の第2高峰である南徳裕山が良い。南徳裕山の頂上に登れば、緑の朝鮮白檜とよく調和をなす紅葉が美しい。笠嶺から左側の谷道(居昌方面)へ降りるとウォントンゴルに出るが、そこは原始林地帯であるため紅葉がいっそう華やかに輝く。下流側に造成された五葉松林の緑とナラガシワの様々な紅葉がとてもよく調和している。